新型コロナウイルスで外出が自由にできなくなり、ペットを飼う人が増えています。特に一人暮らしの方には、さみしさをまぎらすためにも、癒しのためにもペットは助けになります。
しかし、心配事もあります。飼い主がコロナに感染して、入院や宿泊療養になったらどうすればよいでしょう。ペットも一緒に受け入れてもらえません。ペットは路頭に迷います。
ペットの飼い主がコロナに感染したらどうすればよい?
しかし、ここで心配事があります。万が一飼い主がコロナウイルスに感染して、入院や宿泊療養をしなければならなくなった時、ペットはどうするのでしょう。他に家族がいて面倒をみてくれることができればいいのですが、一人暮らしの場合は困ります。家族全員が感染することだってあります。
東京都福祉保健局は、このような場合の対処方法を示しています。
新型コロナウイルス感染症による入院・宿泊療養の際のペットの飼育について
ここで書かれているのは、家族や知人、ペットホテルに預ける場合の注意点です。
しかし、これでも預け先が見つからない方も多いのではないでしょうか。そのような方はどうしたらよいのでしょうか。
一人暮らしのペットの飼い主はどうしたらよい?
ペットを預かってくれる家族も知人もいない飼い主はどうしたらよいのでしょうか。家族がいても、濃厚接触者として、PCR検査が陽性で入院や宿泊療養となることもあります。
ペットの飼い主がコロナに感染した時、ペットの預け先はあるのでしょうか。
ペットホテルに預ける
ペット向けのサロンやホテル約700店が加盟する日本ペットサロン協会も、感染者のペットは極力預からない方針のようです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/16866
コロナに感染した飼い主のペットを預かってくれるペットホテルを探すのは難しいようです。ペットの受け入れを一時停止しているペットホテルもあります。
東京都獣医師会では、ペットを預かる際のガイドラインを示しています。
https://reanimal.jp/article/2020/04/06/123.html
かなりめんどうですから、初めてのペットでは受け入れてもらえないでしょう。過去に何度か利用したことのあるペットホテルでしたら、相談すれば預かってもらえるかもしれません。
行きつけの動物病院にお願いする
動物病院もペットホテルと事情は同じようです。むしろ、預かるのを中止しているところも多いようです。
行きつけの動物病院がある方は、事前に確認しておくとよいでしょう。
ペット保険で預かってくれるところがある
ペット保険では、保険適用の範囲外なので、入院で動物病院が預かる費用を補助するのが本来ですから、ペットを預かるだけのサービスはないといってよいでしょう。
このような中、ペット保険の会社でペットを無償で預かってもらえる所がありました。
https://waf-ac.com/useful_information/stayanicom/1954/
https://news.1242.com/article/226430
PCR検査もして大切に扱ってもらえるようです。ペット保険に加入していなくても預かってもらえるそうです。まさに救世主ですね。
保険料は他社より高めですが、アニコム損保の商品は単なる保険でなく、ペットの健康を守るための包括的なサービスをしています。#StayAnicomプロジェクトも、こうした事業方針と、人材を含めた諸設備が充実しているからできることです。