3月12、13日には、トワイライトエクスプレス、北斗星と相次いで終了となり、14日には北陸新幹線開業と、3月14日のJRのダイヤ改正では大きな変化がありました。しかしそれだけではありません。
私の利用している高崎線とその兄弟関係にある宇都宮線も大きく変わりました。今まで上野まででしたが、東海道線まで延長されたのです。
今まで湘南新宿ラインで、新宿、大崎、横浜経由で小田原まではありましたが、新しく「上野東京ライン」というのができて、ほとんどが東海道線に接続されました。しかも、静岡県の熱海、さらには沼津行きもあります。高崎線でいえば、群馬県ー埼玉県ー東京都ー神奈川県ー静岡県と、5都県にまたがります。普通列車でこのように長い路線が他にあるでしょうか。群馬県と静岡県という2つの温泉県がつながったことになります。私もこれで静岡県の三島に帰省するときは乗り換えなしで行けるようになりました。
しかし一方で上野駅を利用している人には不便なことが・・・。
一つは、朝居眠りをしていて上野駅で乗り過ごすことです。
二つ目は、帰りに上野駅で座席に座れないこことです。上野駅以西で乗る乗客で席は満席となります。上野駅始発もありますが、昼間の時間帯で1時間に1本という始発に関しては過疎地なみのダイヤです。この区間延長で一番恩恵にあずかるのは、今まで上野以西から京浜東北線に乗っていて、赤羽、浦和、大宮で降りる近距離の人達でしょう。今までより早く帰れるし、座って帰れるのですから。