夕方にはこのような不穏な雲行きとなって風も強くなってきました。
突風に雷やひょう、竜巻まで予測されています。
その元凶は上空の寒気にあります。
これは本日午前9時の上空500hPa(ヘクトパスカル)面(上空約5,400m~5,800m)の高層天気図です。(日本上空は5,400m近辺)
偏西風が極度に蛇行して気圧の低い部分が丸く切り離されたようになています。これは寒冷低気圧あるいは寒冷渦と呼ばれ、中は気温が低くなります。(中心付近に-28°Cの表示が見られます。そして今日は地上は暖かく、20°C近くに達しました。こうして大気が不安定となり、大荒れの天気となります。
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[…] これは、26日午後9時の500ヘクトパスカル(上空5,700m付近)の大気の状態を表したものです。 偏西風は極めて弱く、日本上空の温度も-10°Cぐらいです。さらに日本上空の500ヘクトパスカルの面が5,700mぐらいで、夏の高気圧のパターンです。4月の荒れ模様の天気では、これが5,400mぐらいでした。(荒れ模様の天気 その原因は) このような高層天気図は、下記サイトから得ることができます。気象予報士試験に挑戦する方は参考にするとよいでしょう。 […]