新型コロナウイルスで大変な時にどうして開催するのか、しかも観客を入れて・・・。理解に苦しむ。
菅首相、小池都知事、橋本会長、丸川担当大臣の話を聞いていると、選手、組織委員会、スタッフ等のために、新型コロナウイルス感染のリバウンドの危険を侵してまでも開催するのだというように聞こえてならない。せっかく準備したんだからやるんだと・・・。そのために新型コロナウイルスの感染が拡大してもかまわない、というように聞こえてならない。
尾身新型コロナ分科会会長が、「オリンピックを開催することは普通では考えられない」、「無観客が望ましい」と口を酸っぱくして発言していることを無視して、有観客で開催することを強行している。
橋本会長などは「今回『中止』ということが尾身会長からも提言にはなかったので、いままでやってきたことの集大成として、しっかりとした対策を含めながら、8年間の準備をしてきた東京大会を開催に向けて努力をしていきたい」などと尾身会長の発言を都合よく解釈している。準備をしたからコロナ感染拡大リスクを無視してやるんだというように聞こえる。
選手、スタッフ、そしてこの人たちの大会関係者のために新型コロナの感染リバウンドをさせてもオリンピックを開催していいのだろうか。これで感染が大爆発したら、どのように責任をとるつもりか。