11月11日、三菱空機の小型ジェット機が初飛行に成功しました。YS11以来半世紀ぶりの国産飛行機となりました。客席83席で燃費の良さが売り物ということ。100%に近いロケット打ち上げ成功率に続いて、ここでもまた日本の技術力の高さが照明されたことになります。いずれも三菱重工系列が主導しています。
小型ジェット機の普及は、特に地方空港の活性化に寄与するのではないでしょうか。乗客の少ない地方空港で、ジャンボジェット機が離着陸するのは無駄なことです。小型ジェット機で経費を抑えることができれば、利用する機会も増えてくることでしょう。
世界には、カナダとブラジルに小型ジェット機に特化した航空機メーカーがありますが、燃費の良さを武器に、世界の小型ジェット機分野に参入できることでしょう。世界、特に東南アジアなどには大きな小型ジェット機の需要があると思います。