ハープは1オクターブが7本の弦で構成されていて、半音上げる・下げるをペダルで操作します。そのためのペダルの位置を示したダイアグラムです。下記ページに詳しい説明があります。
Steinberg の Dorico という楽譜作成ツールには、このダイアグラムを簡単に表示する機能があるようですが、私の使っているスコアメーカーにはありません。そこでこのような図形をPhotoshopで作ってペーストすることにしました。
図形作成には、新規作成で「カンバスカラー」を透明にして、この時表示される市松模様のようなものを有効に活用することにしました。
まずこのダイアグラムの画像の設計をします。中心付近の縦・横の細い線を1ピクセル、ペダルの位置を表す太い線を2ピクセルの太さにして、全体の縦横のピクセル数を決めて、キャンバスカラーを透明で新規作成します。
編集>変形(A)>透明部分・色域
を選択します。
グリッドサイズは「大」がよいでしょう。カラーは通常のグレーでよいでしょう。
キャンバスができます。
グリッドにスナップされるように、スナップ>グリッド を確認します。
CTL+“+” でグリッドの大きさを変えて、1ピクセルが1マスになるようにします。
まず1ピクセルの細い線を引きます。これは少しグレーにしています。
7つのペダルをナチュラルの位置に配置します。これを基に他のペダルダイヤグラムを作っていきます。
ペダルの位置を上下に移動して、必要なダイアグラムを作ります。これをPNGで書き出します。ペーストした図形の背景も見えるようにするためです。
ファイル名はペダルの位置に従って、f(♭)s(♯)n(♮)を使うと便利です。上の場合ですと、ffffnff.png です。
これで作成したパート譜の一部が右です。