ここで一つ紹介したいものがあります。劇的な効果を期待できるものではありませんし、個人差もあるでしょう。少しでも苦痛を改善できるならば、一度試してみるとよいと思います。
それは、「じゃばら」という柑橘類です。じゃばらとは、「邪を払う」というところからきています。
きっかけは消費者の意外な発言から
じゃばらの発見は、和歌山県北山村に自生していた1本の柑橘でした。Google Map で検索していただくとわかるとおり、北山村は奈良県と三重県に囲まれた和歌山県の飛び地です。
専門的な調査・研究の結果、この柑橘は全く新しい品種であることがわかりました。村ではこの1本の原木を増やし、幻の柑橘として村を上げて栽培に取り組みました。しかし売り上げは一向に伸びず、事業は撤退にまで追い込まれました。
そんな中で、毎年20Kgの大量購入をするお客様がいました。不思議に思った村の職員がお客s様に聞いてみたところ、「じゃばらの果汁で花粉症の症状が軽減した」と言われたそうです。
調査の結果、じゃばらには、花粉症の原因になる物質を抑制する「ナリルチン」が豊富に含まれていることがわかりました。
驚くべきじゃばらの効能
じゃばらの効能について、ここでは次のサイトをもとに記述します。
ナリルチンはフラボノイドの一種で、花粉症の原因になる「脱顆粒(だつかりゅう)現象」を抑制する機能があると、和歌山県工業技術センターが発表しています。
「脱顆粒」とは、体内に侵入したアレルギー物質と結合した細胞が、アレルギー物質を体外に追い出すために、くしゃみや鼻水を引き起こす物質を放出する作用です。花粉症のこのような症状を軽減するのに貢献するわけです。
そしてじゃばらのナリルチンの量ですが、これが半端じゃないですね。ここには明記されていませんがおそらく100gあたりでしょう。柑橘類の中でも多いゆずの889mgに対して、じゃばらは6605mgのナリルチンが含まれています。ナリルチンには即効性があり、摂取してから1~2時間程度で効果が感じられることが嬉しいです。そして、果肉よりも果皮に特に多くのナリルチンが含まれているということです。
この他、じゃばらの花粉症アレルギー効果は学術的に研究が進んでいます。(岐阜大学医学部など)東京家政大学でも、じゃばらのナリルチンが持つ花粉症アレルギー効果の研究がされています。
そんなじゃばらを求めるには【PR】
医師の処方する薬のように効果は保証できません。人によっては効き目を実感できないかもしれません。
しかし、副作用も習慣性もない自然な飲食物です。花粉症の人は一度試してみるのもいいのではないでしょうか。そのような方にお勧めのサイトがあります。
果皮にナリルチンがより多く含まれているということですから、果皮の粉末タイプがが花粉症の人にはよいかもしれません。