10月24日夜から25日中、木枯らし1号が吹きました。
気象庁の定義によると木枯らし1号は、10月半ばから11月半ばに吹く次の3条件を満たした強風の最初のものということです。
① 西高東低の冬型の気圧配置
② 北~西北西の風
③ 最大風速8m/s以上
確認してみましょう。
25日朝6時の天気図は、典型的な西高東低の冬型気圧配置となっています。
風も10メートル以上と思われる北西の風でした。
25日午前11時の衛星画像(可視画像)を見ると、日本海には筋状の雲がびっしりと並んでいます。これは、北寄りの風が強いことを示しています。
参考までに高層天気図を見てみます。
25日午前9時の300hPa(上空9000m付近)は、マイナス40~50度の強い寒気が流れ込んでいました。